指差しで対話が生まれる『きんぎょがにげた』1〜2歳が夢中になる理由

「1〜2歳の読み聞かせって、なかなか集中してくれない…」そんな悩みはありませんか?

五味太郎さんの『きんぎょがにげた』なら、「探す→見つける→指差す」という能動的な関わり方で、じっとしていられない子どもも夢中になります。

三姉妹と絵本を読んできた中で、親子の対話を増やす理由と年齢別の楽しみ方をお伝えします。

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目次

『きんぎょがにげた』ってどんな絵本?基本情報

1982年の出版以来、親子に愛され続けてきた探し絵絵本。絵本ナビでは826件を超えるレビューが寄せられ、五味太郎さんの代表作です。

あらすじ

金魚鉢から逃げ出した1匹の金魚が、カーテンの模様やキャンディーの中に隠れていきます。最後は仲間のいる金魚鉢にたどり着いてハッピーエンド。「きんぎょは どこ?」の繰り返しが、探したい気持ちを引き出します。

作者・五味太郎さんについて

1945年東京生まれ。桑沢デザイン研究所でデザインを学び、工業デザイナーとして活動した後、1973年に絵本作家としてデビューしました。

現在まで400冊を超える絵本を手がけ、世界中で翻訳されています。代表作には『きんぎょがにげた』『みんなうんち』『らくがき絵本』『さる・るるる』『きいろいのはちょうちょ』など、子どもの目線に立った作品が多数あります。

1978年に『たべたのだあれ』でサンケイ児童出版文化賞、1981年に『仔牛の春』でボローニャ国際絵本原画展賞を受賞するなど、国内外で高い評価を受けてきました。シンプルで個性的な絵と色使い、遊び心ある仕掛けが五味太郎さんの絵本の魅力です。

対象年齢と読み方

対象年齢は1〜3歳。短い文の繰り返しなので、読み聞かせ初心者のパパでも読みやすい絵本です。

なぜ『きんぎょがにげた』で親子の対話が増えるのか?

理由1:指差しは「言葉のはじまり」だから

育児書では、指差しは「言葉のはじまり」と言われています。子どもが指差す→親が応答する→この繰り返しが対話の土台を育てます。

「きんぎょは どこ?」と問いかけられるたび、自然と「探して指差す」行動が生まれます。言葉の少ない1〜2歳でも、指差しで「見つけた!」と伝えられる魅力があります。

理由2:シンプルな繰り返しが「もう一回」を引き出す

同じフレーズの繰り返しで、子どもは次を予測できます。慣れると、ページをめくる前から先回りして探し始めます。

「予測できる安心感」と「次はどこ?のワクワク感」が、「もう一回!」を引き出す秘訣です。

理由3:見つけた瞬間の達成感が自信につながる

見つけた瞬間「いた!」と声が上がります。親が「すごいね!」と応答すれば、達成感と次への意欲が生まれます。

絵本ナビでは「得意そうに指差す姿がかわいい」という声が多数。「見つけた→認められた→もっと探したい」の循環が、楽しい時間を作ります。

1〜3歳別の楽しみ方と反応

年齢別の反応は目安です。お子さんのペースに合わせて楽しんでください。

1歳前後:まだ見つけられなくても、カラフルなページに興味津々

まだ自分で見つけるのは難しい時期。でもカラフルなページに見入ったり、親が「ここだよ」と指差すと視線を向けたりします。

保育関連メディアでは「指差しの練習におすすめ」と紹介されることも。親の指差しを真似て、子ども自身の指差しが育つきっかけになると言われています。

1歳半〜2歳:自分で指差して「いた!」と伝えようとする

自分で見つけて指差すように。言葉が少なくても、指差しで「ここ!」と伝えようとします。

絵本ナビには「金魚を見つけて得意そうに指差す」という声が多数。親の応答が対話の基礎を育てる大切な時期です。

2〜3歳:先回りして探す、金魚の数を数える

先回りして探したり、最後のページで金魚を数えたり。「あと1匹いるよ!」と会話しながら読む時間が、コミュニケーションを豊かにします。

対話を増やすための読み方のコツ

コツ1:急がず、子どもが見つけるまで待つ

自分で見つけるまで待つこと。「見つけたい!」という気持ちを尊重すれば、達成感と自信が育ちます。

見つけられなくても、答えではなく「ピンクのところは?」とヒントを出す程度に。探す意欲が続きます。

コツ2:指差したら必ず応答する

指差したら「そう!ここだね!」と必ず応答を。次の指差しを促します。

知育サイトでは「親の応答が鍵」と紹介されています。「伝わった!」の喜びが、もっと伝えたい気持ちにつながります。

コツ3:金魚以外のものも一緒に探す

「ピンクのカーテンだね」「キャンディーいっぱいだね」と、金魚以外にも注目してみましょう。対話の幅が広がり、色や数、形の言葉を覚えるきっかけに。

こうした対話を繰り返すうちに、保育メディアで言われるような「集中力・観察力」も自然と育っていきます。

どこで買える?

オンライン書店・実店舗で購入できる

Amazon・楽天ブックス・福音館書店公式サイト・絵本ナビ・クレヨンハウスなど、オンライン書店で購入できます。定価は990円(税込)です。

全国の書店や絵本専門店でも取り扱いがあります。累計240万部を超えるミリオンセラーなので、大型書店なら在庫がある可能性が高いです。

読み聞かせ用の大型版(ビッグブック)も販売されており、保育園や図書館での読み聞かせ会などで活用されています。

通常版とボードブック版・おでかけ版の違い

通常版は22×21cmのハードカバー。ページは紙製で、1歳半頃から楽しめます。

ボードブック版は厚紙でできており、破れにくいため0〜1歳の赤ちゃんにもおすすめ。力加減がまだ難しい時期でも安心して渡せます。

また、持ち運びに便利な「おでかけ版」というミニサイズもあります。外出先での読み聞かせや、お出かけバッグに入れておきたいときに便利です。

図書館・絵本ナビの試し読みで反応を見る方法

図書館でも人気の絵本なので、まず借りて子どもの反応を見てから購入するのが賢い方法です。1〜2歳は好みが分かれる時期なので、「気に入るかわからない…」と迷ったら図書館を活用しましょう。

絵本ナビでは826件以上のレビューが寄せられており、年齢別の反応や読み方のコツを確認できます。一部ページの試し読みも可能なので、購入前にどんな絵本か確認したい方におすすめです。

無料で試してから、子どもが気に入ったら購入する流れなら、買ってから「読んでくれなかった…」という失敗を防げます。

まとめ

『きんぎょがにげた』は、「探す→見つける→指差す→対話する」という流れで、親子のコミュニケーションを自然に育む絵本です。

  • 指差しは「言葉のはじまり」。親の応答が対話の土台を作る
  • 1歳から3歳まで、年齢ごとに楽しみ方が変わる
  • 対話を繰り返すうちに、集中力・観察力も育つと言われている
  • 焦らず、子どものペースで「見つける喜び」を大切に

読み聞かせは、正しく読むことより親子で楽しむ時間が大切。図書館や書店で手に取って、金魚探しを楽しんでみませんか。

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この記事を書いた人

三姉妹のパパ「たっさん」です。
育休10ヶ月を取った30代会社員。
家族で実際に楽しんだ絵本・まんが・アニメを、
年齢別おすすめ・正直レビュー・パパ目線で発信しています。

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