『三びきのやぎのがらがらどん』は怖い?対象年齢と読み聞かせのコツをパパ目線で解説

「三びきのやぎのがらがらどん」という絵本が気になるけど、子どもが怖がらないか心配していませんか?

トロルという怪物が出てくると聞いて、何歳から読めるのか、どう読めばいいのか迷いますよね。

三姉妹を育てるパパが実体験をもとに解説します。

パパの低い声で読むと迫力が倍増し、子どもは「怖いけど面白い!」とハマります。怖がる子への対応法や声の演じ分けのコツもお伝えするので、参考にしてください。

目次

『三びきのやぎのがらがらどん』ってどんな絵本?

基本情報

  • タイトル:三びきのやぎのがらがらどん
  • 原作:ノルウェーの昔話
  • 絵:マーシャ・ブラウン
  • 訳:瀬田貞二
  • 出版社:福音館書店
  • 初版:1965年
  • 対象年齢:4歳から(福音館書店公式)
  • ページ数:32ページ

1965年の出版以来、60年近く愛され続ける北欧民話の名作。マーシャ・ブラウンの力強い絵と瀬田貞二さんのリズミカルな訳が魅力です。

どんなお話?(あらすじ)

3匹のやぎがいました。全員、名前は「がらがらどん」。小さい、中くらい、大きい、3匹のサイズ違いのやぎです。

やぎたちは山の草を食べに行くため、谷川にかかる橋を渡ろうとします。ところが橋の下には恐ろしいトロル(怪物)が住んでいました。

小さいやぎが橋を渡ろうとすると、トロルが「おれは トロルだぞ! おまえを ひとのみに してやるぞ!」と脅してきます。小さいやぎは「ぼくは ちいさいから、もっと おおきな がらがらどんが くるから まっていて」と言い、なんとか通過。

次に中くらいのやぎが渡ろうとすると、同じようにトロルが脅しますが「もっと おおきな がらがらどんが くるよ」と言って切り抜けます。

最後に大きいやぎが橋にかかると、トロルが飛び出してきます。でも大きいやぎは角でトロルを突き飛ばし、橋の下に落としてやっつけました。

3匹のやぎは無事に山へたどり着き、草をたくさん食べて太りました。めでたし、めでたし。

パパが読むと迫力満点!3つのおすすめポイント

低い声でトロルを演じる

この絵本の魅力は、トロルと3匹のやぎの掛け合い。パパの低い声は、トロルの怖さを表現するのにぴったりです。

「おれは トロルだぞ!」のセリフを太く低い声で読むと、子どもは本当にびっくりします。でも「怖いけどパパが読んでるから大丈夫」という安心感もあるため、ちょうどいいドキドキを楽しめます。

ママの声でも楽しめますが、パパの声のほうがトロルの迫力が出やすいのは確か。普段あまり読み聞かせをしないパパも、この絵本なら「声を演じる楽しさ」を実感できます。

足音を体で表現する楽しさ

やぎが橋を渡るときの足音が繰り返し出てきます。サイズによって音が変わるので、体を使って表現すると盛り上がります。

  • 小さいやぎ:「かたこと かたこと」→ 指先で膝を軽く叩く
  • 中くらいのやぎ:「がたごと がたごと」→ 手のひらで膝を叩く
  • 大きいやぎ:「がたんごとん がたんごとん」→ 床を足で踏む

足音のリズムに合わせて体を動かすと、子どもは大喜び。絵本を読むだけでなく、身体全体で物語を体験できるのが魅力です。

抱っこして読む「怖いけど安心」体験

トロルの登場シーンは、子どもによっては少し怖く感じることも。そんなときは膝の上に乗せたり、抱っこして読んであげると安心します。

「怖いけどパパが守ってくれる」という安心感の中で、ドキドキを楽しめるのが理想的。読み終わった後に「やっつけたね!」「大きいやぎ、強かったね!」と盛り上がることで、達成感も味わえます。

最初は怖がっていた子も、繰り返し読むうちに「トロルが出てくるところ!」と楽しみにするように。そうした変化も、読み聞かせの醍醐味です。

4歳から読むべき3つの理由

ドキドキとカタルシスを体験できる

橋の下に潜むトロルという「見えない脅威」は、子どもの想像力を刺激。「次はどうなるの?」というドキドキ感が、物語に引き込んでくれます。

最後に大きいやぎがトロルをやっつける場面では、「やった!」という達成感を味わえます。怖かったものが倒される爽快感は、子どもにとって大きな喜び。

この「ドキドキ→安心」の流れは、4歳以上の子どもが楽しめる絵本の醍醐味です。

小さいやぎの「知恵」に気づく

小さいやぎと中くらいのやぎは、力ではトロルに勝てません。でも「もっと大きいやぎが来るから待って」という言葉で危機を回避。

「力だけが全てじゃない」「知恵を使えば切り抜けられる」という教訓を含んでいます。子どもは繰り返し読む中で「小さいやぎ、賢いね」と気づくように。

力の強さだけでなく、頭を使って問題を解決する大切さを自然に学べます。

トロルの「欲張り」が失敗を招く

トロルは小さいやぎを食べずに「もっと大きいやぎを待つ」という選択をし、その結果、大きいやぎにやっつけられます。

欲張りすぎると失敗する。この教訓を、子どもは物語を通じて感じ取ります。「トロルはすぐに食べておけばよかったのにね」という会話が生まれることも。

読み聞かせで工夫したい3つのコツ

声の大きさを変える

登場キャラクターごとに声を変えると臨場感が増します。

  • 小さいやぎ:高く小さい声
  • 中くらいのやぎ:普通の声
  • 大きいやぎ:低く大きい声
  • トロル:太く低い、威圧的な声

演じ分けが苦手でも、トロルだけ低い声で読むだけで雰囲気が変わります。慣れてきたら、やぎの声も工夫してみてください。

繰り返しの部分は「お決まり」として楽しむ

「おれは トロルだぞ!」「もっと おおきな がらがらどんが くるから まっていろ」など、繰り返しのセリフが何度も出てきます。

子どもは繰り返しが大好きなので、このパターンを覚えて一緒に言うように。「次はトロルが出てくるよ!」と先読みして楽しむ姿も見られます。

怖がる子には「絵を先に見せる」

怖がりやすい子には、読む前に絵を一緒に見て「これがトロルだよ」「最後はやっつけるから大丈夫」と安心させてあげましょう。

最初から「怖いけど、最後は勝つ」とわかっていると、安心してドキドキを楽しめます。お子さんの様子を見ながら読むペースを調整してください。

こんな子におすすめ

  • ちょっと怖い話が好きな子(4歳以上)
  • 繰り返しの展開が好きな子
  • 兄弟姉妹がいる子(「誰が大きいやぎ?」と盛り上がる)
  • パパの読み聞かせが好きな子
  • 「強いキャラクター」に憧れる子

※3歳でも興味を示す子はいますが、お子さんの様子を見ながら読んであげてください。怖がる場合は無理せず、少し待ってから再チャレンジがおすすめです。

どこで買える?購入方法

『三びきのやぎのがらがらどん』は、Amazon・楽天ブックス・Yahoo!ショッピングなどで購入できます。

絵本ナビでは、試し読みや他の読者のレビューも見られるので、購入前にチェックするのもおすすめです。

まとめ:パパの声で「怖いけど安心」を体験しよう

『三びきのやぎのがらがらどん』は、4歳から楽しめる北欧民話の名作。パパの低い声と体を使った読み聞かせで、子どもは「怖いけど面白い」というドキドキ体験ができます。

小さいやぎの知恵、トロルの欲張りから学ぶ教訓も豊富。繰り返し読むことで、子どもの反応が「怖い」から「ワクワク」に変わる成長も楽しめます。

声の演じ分けや足音を体で表現する工夫で、読み聞かせがもっと楽しくなります。ぜひパパの声で、この名作を読み聞かせてあげてください。

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この記事を書いた人

三姉妹のパパ「たっさん」です。
育休10ヶ月を取った30代会社員。
家族で実際に楽しんだ絵本・まんが・アニメを、
年齢別おすすめ・正直レビュー・パパ目線で発信しています。

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