「寝かしつけの絵本を読んでいるのに、子どもが全然寝てくれない…」そんな経験、ありませんか。
この記事では、寝かしつけ絵本を「静か系」「怖い系」「ユーモア系」の3タイプに分けて使い分ける方法を解説します。三姉妹を育てている育休中のパパ(たっさん)が、実際に試行錯誤した経験をもとにまとめました。
最後まで読むと、お子さんの性格や年齢に合った絵本の選び方と、パパでも使える読み聞かせのコツがわかります。
寝かしつけ絵本に「タイプ」がある?
寝かしつけ絵本と言っても、実はすべての絵本が同じ方法で眠りに誘うわけではありません。
本屋さんで「寝かしつけにおすすめ」と紹介されている絵本を手に取ってみると、優しい絵と穏やかなストーリーのものもあれば、意外とドキドキする展開のものもあります。どちらも「寝かしつけに効果がある」と言われていますが、アプローチが違うんですね。
三姉妹と毎晩絵本を読んでいる中で気づいたのは、絵本のタイプと子どもの性格の相性が大事だということです。
この記事では、寝かしつけ絵本を次の3つのタイプに分けて紹介します。
- 静か系:優しい絵とトーンで、安心感を与えながら眠りに誘う
- 怖い系:ちょっとしたドキドキを経て、安心して眠りにつく
- ユーモア系:笑った後のリラックスで、自然に眠くなる
どのタイプが合うかは、お子さんの性格や年齢によって変わります。順番に見ていきましょう。
静か系:安心感で眠りに誘う絵本
まず紹介するのが「静か系」の絵本です。穏やかな絵と優しいトーンのストーリーで、読んでいるだけで心が落ち着いてくるタイプです。
静か系の特徴
- 色味が優しく、刺激が少ない
- ストーリーに大きな山場がなく、淡々と進む
- 読み手の声のトーンも自然と落ち着く
- 「おやすみ」「こんばんは」といった言葉が繰り返し出てくる
静か系の絵本は、眠る前のルーティンとして読むのに向いています。「この絵本を読んだら寝る時間」という習慣ができると、子ども自身も心の準備ができるようになります。
おすすめの静か系絵本
『おつきさまこんばんは』(林明子)
夜空におつきさまが出てくるシンプルなお話。「こんばんは」という挨拶が繰り返され、赤ちゃんから楽しめます。0歳から反応がいい一冊です。
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『おやすみなさいおつきさま』(マーガレット・ワイズ・ブラウン)
部屋の中のものに順番に「おやすみなさい」と声をかけていくストーリー。ゆったりしたリズムで、読んでいる大人も眠くなるほどです。
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『よるくま』(酒井駒子)
夜に現れた小さなくまの子とのやりとり。静かでちょっと切ない雰囲気が、夜の落ち着いた空気にぴったり合います。2〜3歳以降におすすめ。
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静か系の絵本は、興奮しやすい子や敏感な子に特に向いています。刺激が少ないぶん、安心して眠りに入れるからです。
怖い系:ドキドキを乗り越えて眠る絵本
次に紹介するのが「怖い系」の絵本です。「寝かしつけなのに怖い話?」と思うかもしれませんが、実はこれがすごく効果的なんです。
怖い系の特徴
- 「寝ないと○○が来る」といった、ちょっとした脅しの要素がある
- ドキドキした後に、安心感が訪れる構造
- 読んだ後、親に甘えたくなる(そのまま眠りにつながる)
- 2〜3歳以降、言葉の意味が理解できるようになった子に効果的
怖い系の絵本は、適度な緊張感を与えた後、安心して眠りにつかせるという仕組みです。ドキドキした後に「大丈夫だよ」と声をかけると、子どもはホッとして、そのまま眠りに落ちやすくなります。
おすすめの怖い系絵本
『ねないこだれだ』(せなけいこ)
「こんな時間におきてるのは誰だ?」から始まる、おばけの絵本。最後に「おばけになってとんでいけ」というオチがあり、ちょっとしたドキドキが残ります。
三姉妹の中でも、長女めいは「怖いけど好き」と言いながら読んでいました。読んだ後に「大丈夫、おばけは来ないよ」とフォローすると、安心してすぐ眠りにつきます。
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怖い系の絵本は、やんちゃな子や、ちょっとした刺激で逆に落ち着く子に向いています。ただし、怖がりすぎる子や、まだ言葉の意味が理解できない0〜1歳には向かないので注意してください。
ユーモア系:笑った後の安心感で寝落ちする絵本
最後に紹介するのが「ユーモア系」の絵本です。笑った後のリラックス効果で、自然に眠くなるタイプです。
ユーモア系の特徴
- 繰り返しのリズムや、予想外の展開で笑いを誘う
- 笑った後、気持ちがほぐれてリラックスする
- 読み手も楽しく読めるので、パパでも読みやすい
- 1〜2歳から楽しめる
ユーモア系の絵本は、寝る前に少しだけ楽しい時間を作りたいときに向いています。笑った後は気持ちがほぐれるので、そのまま自然に眠りに入りやすくなります。
おすすめのユーモア系絵本
『おやすみゴリラくん』(ペギー・ラスマン)
動物園の飼育員さんがおやすみの挨拶をして回るのですが、ゴリラくんがこっそりついてくるというお話。文字が少なく、絵を見ているだけで笑えます。
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『おやすみ、はたらくくるまたち』(シェリー・ダスキー・リンカー)
働く車たちが一日の仕事を終えて、おやすみするお話。リズムのいい文章で、男の子に人気です。読んでいる大人も楽しくなります。
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『だるまさんが』(かがくいひろし)
「だるまさんが〜」のリズムに合わせて、だるまさんが転んだりどてっとしたりする絵本。赤ちゃんから大笑いします。
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『はらぺこあおむし』(エリック・カール)
あおむしが食べ続けて、最後にちょうちょになるお話。カラフルで楽しい絵が続き、読んでいるうちに満足して眠くなります。
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ユーモア系の絵本は、寝る前に少し興奮してしまった日や、パパが読み聞かせる日に向いています。楽しく読めるので、読み手のストレスも少なくなります。
年齢別の選び方(0歳・1〜2歳・3歳〜)
寝かしつけ絵本は、年齢によって反応が変わります。ここでは、年齢別におすすめのタイプを紹介します。
0歳:静か系の絵本を中心に
0歳の赤ちゃんには、静か系の絵本がおすすめです。まだストーリーは理解できませんが、優しい色と繰り返しの言葉に反応します。
- 『おつきさまこんばんは』
- 『おやすみなさいおつきさま』
読み聞かせというより、声のトーンとリズムで安心感を与えるのが目的です。末っ子ひな(9ヶ月)も、この2冊は静かに聞いています。
1〜2歳:静か系+ユーモア系を試す
1〜2歳になると、ストーリーが少しずつ理解できるようになります。静か系に加えて、ユーモア系も試してみましょう。
- 静か系:『おつきさまこんばんは』『よるくま』
- ユーモア系:『だるまさんが』『おやすみゴリラくん』
この時期は、子どもが笑った後のリラックス効果が出やすいタイミングです。楽しく読んで、そのまま眠りにつながるパターンが増えます。
3歳〜:3タイプすべてを使い分ける
3歳以降になると、ストーリーの意味がしっかり理解できるようになります。静か系・怖い系・ユーモア系の3タイプを、子どもの気分や性格に合わせて使い分けましょう。
- 静か系:『よるくま』『おやすみなさいおつきさま』
- 怖い系:『ねないこだれだ』
- ユーモア系:『おやすみ、はたらくくるまたち』『はらぺこあおむし』
次女ゆい(3歳)は、気分によって「今日は怖いのがいい」「今日は笑いたい」と自分で選ぶようになりました。子ども自身が選べるようになると、寝かしつけがぐっと楽になります。
寝かしつけ絵本「失敗したパターン」(パパ目線)
ここからは、三姉妹との寝かしつけで実際に失敗したパターンを紹介します。同じ失敗を避けるために、参考にしてみてください。
失敗1:長すぎる絵本を選んでしまった
寝る前に長い絵本を選ぶと、読み終わる前に子どもが飽きてしまうか、逆に興奮して眠れなくなります。
長女めいが5歳のとき、『エルマーのぼうけん』を寝る前に読もうとしたら、途中で「もう疲れた」と言われてしまいました。冒険ものは面白いですが、寝る前には向きません。
寝かしつけ絵本は、5〜10分で読み終わるくらいの長さがベストです。
失敗2:刺激が強すぎる絵本を選んだ
色が派手すぎたり、ストーリーが激しすぎる絵本は、寝る前には逆効果です。
次女ゆいが2歳のとき、『きんぎょがにげた』を寝る前に読んだら、探し遊びに夢中になって全然寝てくれませんでした。楽しい絵本ですが、寝る前には向かなかったんですね。
寝る前は、探し絵や仕掛け絵本よりも、静かなトーンの絵本を選ぶのがおすすめです。
失敗3:読み手(パパ)が眠くなりすぎた
これは絵本のせいではありませんが…静か系の絵本を読んでいると、読んでいる方が先に眠くなります。
特に『おやすみなさいおつきさま』は、読んでいるうちに自分が先に寝落ちしそうになることが何度もありました。妻ゆきには「先に寝ないでよ」と笑われました。
パパが眠くならないように、少しだけテンポを保つ工夫が必要です。(後述のコツで解説します)
パパが読み聞かせるときの3つのコツ
最後に、パパが寝かしつけ絵本を読むときのコツを3つ紹介します。ママと違う読み方でも大丈夫です。
コツ1:声のトーンを低く、ゆっくり読む
パパの声は低いので、そのままの声でゆっくり読むだけで、落ち着いた雰囲気が出ます。無理に優しい声を出す必要はありません。
むしろ、普段の声のままで、少しだけテンポを落として読むほうが、子どもも安心します。
コツ2:読んだ後に「おやすみ」の一言を添える
絵本を読み終わったら、必ず「おやすみ」と声をかけましょう。これが「もう寝る時間」という合図になります。
特に怖い系の絵本を読んだ後は、「大丈夫だよ、おやすみ」と声をかけると、子どもは安心して眠りに入れます。
コツ3:毎日同じ絵本でもOK
「毎日同じ絵本じゃ飽きるかな?」と思うかもしれませんが、子どもは繰り返しが好きです。むしろ、同じ絵本を読むことで「この絵本を読んだら寝る時間」という習慣ができます。
我が家では、次女ゆいが『おやすみゴリラくん』を1ヶ月以上毎晩読んでいましたが、飽きる様子はありませんでした。
まとめ
この記事では、寝かしつけ絵本を「静か系」「怖い系」「ユーモア系」の3タイプに分けて、使い分ける方法を紹介しました。
- 静か系:安心感で眠りに誘う(『おつきさまこんばんは』『おやすみなさいおつきさま』『よるくま』)
- 怖い系:ドキドキを乗り越えて眠る(『ねないこだれだ』)
- ユーモア系:笑った後のリラックスで寝落ち(『おやすみゴリラくん』『だるまさんが』『はらぺこあおむし』)
育休中に三姉妹と毎晩絵本を読んできて感じたのは、子どもの性格や年齢、その日の気分に合わせて絵本を選ぶのが大事だということです。
まずは、お子さんが興味を持ちそうな絵本を1冊選んで、試してみてください。図書館で借りてみるのもおすすめです。


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