『はらぺこあおむし』を歌で読んだら、三姉妹の反応が変わった
「絵本の読み聞かせって、どうやったら子どもが集中してくれるんだろう?」と悩んでいませんか?
『はらぺこあおむし』は世界で5500万部を超える名作絵本ですが、実は「歌いながら読む」と、子どもの食いつきが驚くほど変わります。メロディーに乗せて曜日や数を繰り返すうちに、2〜3歳の子どもは自然と一緒に口ずさみ始めます。
この記事では、三姉妹と一緒に『はらぺこあおむし』を歌で読んできた経験をもとに、2〜3歳が夢中になる理由と年齢別の反応を紹介します。最後まで読むと、「歌う読み聞かせ」のコツと、子どもがもっと絵本を楽しむヒントがわかります。
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『はらぺこあおむし』ってどんな絵本?基本情報
エリック・カール作、もりひさし訳の『はらぺこあおむし』は、1976年に日本で出版されて以来、親子に愛され続けている翻訳絵本のベストセラーです。世界累計5500万部を超え、日本語版だけでも翻訳絵本No.1の430万部を記録しています(45周年時点)。
あらすじ
日曜日の朝、たまごから小さなあおむしが生まれます。おなかがぺこぺこのあおむしは、月曜日にはりんごをひとつ、火曜日にはなしをふたつ、水曜日にはすももをみっつ……と、毎日食べる量を増やしていきます。土曜日には食べ過ぎておなかを壊し、日曜日に葉っぱを食べて元気を取り戻したあおむしは、やがてさなぎになり、最後には美しいちょうちょに変身します。
作者エリック・カールと翻訳者もりひさし
エリック・カール(1929〜2021)は、色鮮やかなコラージュ技法で知られる絵本作家です。『はらぺこあおむし』の鮮やかな色彩と、ページに開いた穴あきの仕掛けは、世界中の子どもたちを魅了してきました。翻訳を手がけたもりひさしさんは、「げつようび」「かようび」といった曜日のリズムを日本語でも楽しめるよう工夫されています。
世界累計5500万部、日本語版は翻訳絵本No.1
1969年にアメリカで出版されて以来、70以上の言語に翻訳され、世界累計5500万部を超えるベストセラーとなっています。日本語版も翻訳絵本としてはトップの430万部を記録し、保育園や幼稚園でも定番の一冊として読み継がれています。
「はらぺこあおむしのうた」とは?歌詞と楽譜の入手方法
『はらぺこあおむし』には、絵本の物語をそのまま歌にした「はらぺこあおむしのうた」があります。曜日ごとの繰り返しがメロディーに乗ると、子どもが一緒に歌いたくなる楽しさが生まれます。
新沢としひこ作曲の公式ソング
「はらぺこあおむしのうた」は、保育ソング作家の新沢としひこさんが作曲した公式ソングです。絵本のストーリーをそのまま歌詞にした構成で、曜日と食べ物の名前が繰り返されるため、子どもでも覚えやすいのが特徴です。
YouTubeで聴ける公式・カバー動画の紹介
YouTubeで「はらぺこあおむし うた」と検索すると、公式音源やさまざまなカバー動画が見つかります。歌のメロディーを知りたいときは、まずYouTubeで聴いてみるのがおすすめです。手遊び動画やアニメーション付きのバージョンもあるので、子どもと一緒に楽しめます。
楽譜はどこで手に入る?
楽譜は、CD付き絵本やピアノ楽譜集として販売されています。「はらぺこあおむし CD付き」「保育 楽譜 はらぺこあおむし」といったキーワードで検索すると、Amazon・楽天ブックス・楽譜販売サイトなどで見つかります。歌詞や楽譜を手に入れたい方は、公式音源付きの書籍を探してみてください。
歌いながら読み聞かせる3つのメリット
ただ読むだけではなく、歌いながら読むと、子どもの反応が変わります。ここでは、歌う読み聞かせの3つのメリットを紹介します。
1. 曜日の概念に親しめる
「げつようび、かようび、すいようび……」と歌いながら読むと、子どもは曜日という言葉に自然と触れることができます。まだカレンダーが読めない2〜3歳でも、「あおむしが食べた日の名前」として曜日を覚え始めます。歌のリズムに乗せて繰り返すうちに、曜日の順番が頭に残りやすくなると言われています。
2. 数を数える遊びになる
「りんごをひとつ、なしをふたつ、すももをみっつ……」と歌いながら、ページの穴を指で数えると、数の概念に親しむきっかけになります。歌のテンポに合わせて指を動かすと、子どもも一緒に数えたくなります。まだ数字が読めなくても、「ひとつ、ふたつ」と声に出して数える楽しさを体験できます。
3. 記憶に残りやすく、繰り返し楽しめる
メロディーに乗せて読むと、子どもの記憶に残りやすくなります。絵本ナビのレビューでも「歌と合わせて、更に楽しい」という声が寄せられており、歌で読んだ後は「もう一回!」とリクエストされることが多いです。
一度歌で読むと、子どもは次のページで何が出てくるか覚えていて、「つぎはすもも!」と先回りして言い始めます。繰り返し読むたびに、子どもが絵本の世界に入り込んでいくのが感じられます。
年齢別の反応|1歳・2歳・3歳で楽しみ方はこう変わる
『はらぺこあおむし』は年齢によって楽しみ方が変わる絵本です。1歳から3歳まで、それぞれの年齢でどんな反応を見せるのかを紹介します。
1歳:穴あきページに指を入れて遊ぶ
1歳の子どもは、ストーリーよりも「穴あき」の仕掛けに夢中になります。りんごやなしのページに開いた穴に指を入れて、「あおむしが食べた!」と見立て遊びを楽しみます。歌は聴いているだけでも、ページをめくるたびに「次はどこに穴があるかな?」と探す姿が見られます。
2歳:歌を一緒に口ずさみ始める
2歳になると、歌のリズムに合わせて「げつようび!」「りんご!」と一緒に声を出し始めます。まだ全部は歌えなくても、「ぺこぺこ」「ちょうちょ」といったキーワードを繰り返して、絵本の世界に参加している感覚を楽しみます。この時期は、歌で読むことで集中力が続きやすくなります。
3歳:曜日と数を理解して会話が広がる
3歳になると、曜日や数の意味が少しずつ理解できるようになり、「きょうは何曜日?」「りんごはいくつ?」といった会話が生まれます。絵本を読んだ後に、「あおむしさん、おなかいたくなっちゃったね」「ちょうちょになってよかったね」と感想を言い始める子もいます。ストーリー全体を楽しめるようになるのがこの時期です。
歌が苦手でも大丈夫|リズム読みのコツ
「歌は苦手だから……」と思っていませんか?大丈夫です。メロディーを正確に歌えなくても、リズムを意識して読むだけで十分楽しめます。
「げつようび、かようび、すいようび……」と、曜日の部分だけ少し強調して読んでみてください。食べ物の名前も「りんご、なし、すもも……」とテンポよく繰り返すと、子どもは自然とリズムに乗ってきます。歌わなくても、リズム読みだけで子どもの反応は変わります。
読み聞かせ初心者のパパでも、リズムを意識するだけで「楽しく読めた」と感じられるはずです。まずは一度、試してみてください。
『はらぺこあおむし』はどこで買える?
『はらぺこあおむし』は、3歳・年少さんに読み聞かせたい絵本15選でも紹介していますが、Amazon・楽天ブックス・絵本ナビなどで購入できます。
ボードブック版(厚紙でできた破れにくいタイプ)もあるので、0〜1歳の子どもにはこちらがおすすめです。また、保育園や幼稚園で使われる大型絵本や、英語版も販売されています。
まずは図書館で借りて試してみて、気に入ったら購入するという選択肢もあります。何度も繰り返し読みたくなる絵本なので、手元に一冊あると重宝します。
歌で読めば、親子の時間がもっと楽しくなる
『はらぺこあおむし』は、歌いながら読むことで、曜日や数に親しめるだけでなく、子どもの記憶に残りやすくなります。1歳から3歳まで、年齢に合わせた楽しみ方ができるのも魅力です。
歌が苦手でも、リズムを意識して読むだけで十分楽しめます。まずは一度、歌で読んでみてください。きっと、子どもの反応が変わるはずです。
親子で一緒に「げつようび、かようび……」と口ずさむ時間が、かけがえのない思い出になりますように。


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