『おしりたんてい』シリーズ全作品ガイド|小学生に人気の推理絵本をパパが徹底解説

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「最近、図書室で『おしりたんてい』ばかり借りてくる…」

「顔がおしりの探偵って、どんな話なの?」

「絵本版と読み物版があるみたいだけど、どっちを選べばいいの?」

小学校に入ると、子どもが急に夢中になるシリーズってありますよね。

うちの長女(めい・小1)も、図書室から毎週のように『おしりたんてい』を借りてきて、夜の読み聞かせで「これ読んで!」とせがんできます。育休中の10ヶ月間、三姉妹と一緒にこのシリーズを何冊も読んできました。

この記事では、累計1,500万部を超える大人気シリーズ『おしりたんてい』の魅力と、年齢別の選び方・読み聞かせのコツを、三姉妹のパパ目線で詳しくお伝えします。

最後まで読むと、お子さんの年齢に合った作品の選び方と、推理力や観察力を伸ばす楽しみ方がわかります。

目次

『おしりたんてい』ってどんなシリーズ?基本情報

『おしりたんてい』は、顔がおしりの形をした名探偵が事件を解決していく、推理と謎解きを楽しむシリーズです。

基本プロフィール

  • 著者:トロル
  • 出版社:ポプラ社
  • 初版:2012年(絵本版)
  • シリーズ累計:1,500万部超(2024年時点)
  • 対象年齢:4〜5歳〜小学校中学年くらい
  • 形式:絵本版(読み聞かせ向き)・読み物版(児童書、小学生向き)の2系統

主人公・おしりたんていの特徴

おしりたんていは、顔がおしりの形をした紳士的な探偵です。口ぐせは「ププッ」と「フーム、においますね」。

事件の謎を解くだけでなく、いざというときには「おならアタック」で悪者をやっつける必殺技も持っています。この独特なキャラクター設定が、子どもたちにウケている理由のひとつです。

相棒は助手のブラウンで、一緒に難事件を解決していきます。

累計1,500万部の大ヒット・人気の理由

『おしりたんてい』が小学生を中心に爆発的に人気な理由は、大きく3つあります。

1. インパクト抜群のキャラクターデザイン

顔がおしりの形をしている、という見た目のインパクトがまず子どもの心をつかみます。

「おしり」「おなら」といった子どもが大好きな要素を、上品な探偵という設定と組み合わせたギャップが絶妙です。めい(小1)も最初は「顔がおしりだよ!」と大笑いしていました。

2. 参加型の「めいろ・さがしえ・クイズ」が豊富

ただストーリーを読むだけでなく、読者が謎解きに参加できる仕掛けがたくさんあります。

  • 迷路を解いて犯人を追いかける
  • ページの中から手がかりを探す「さがしえ」
  • 推理クイズで犯人を当てる

自分も探偵になった気分で読み進められるので、飽きずに何度も読み返したくなります。

3. 推理物としての本格的な面白さ

見た目はユニークですが、中身は本格的な推理ストーリーです。

伏線が張られていたり、手がかりから犯人を推理したり、子どもの論理的思考力を自然に育ててくれます。

小学生になると、自分で「犯人は○○だと思う!」と推理を立てるようになり、正解したときの達成感が大きいようです。

絵本版と読み物版の違いと選び方

『おしりたんてい』シリーズには、大きく分けて2つの形式があります。

絵本版(読み聞かせ向き)

  • 対象年齢:4〜5歳〜小学校低学年
  • 形式:大判(A4変形サイズ)、見開きで大きな絵
  • 文字量:少なめ、読み聞かせしやすい
  • 仕掛け:めいろ・さがしえ・クイズが多い
  • シリーズ:『おしりたんてい』『おしりたんてい ププッ レインボーダイヤをさがせ!』など

絵本版は、まだ文字を読むのが大変な年齢でも、絵を見ながら親子で楽しめます。読み聞かせをしながら、一緒に迷路を解いたり、絵の中から手がかりを探したりするのに向いています。

読み物版(児童書・小学生向き)

  • 対象年齢:小学校低学年〜中学年
  • 形式:小さめ(四六判サイズ)、文章中心
  • 文字量:多め、自分で読む力が必要
  • 仕掛け:推理中心、ストーリーが長く複雑
  • シリーズ:『おしりたんていファイル』シリーズなど

読み物版は、絵本から児童書へステップアップしたい小学生向けです。文章量が多く、読み応えがあります。

めい(小1)は最初は絵本版を読んでいましたが、最近は読み物版にも挑戦し始めました。ひとりで読めるようになると、自信がついたようです。

どちらから始めるべき?

お子さんの年齢と読む力に合わせて選ぶのがおすすめです。

  • 4〜5歳、まだひとりでは読めない → 絵本版を親子で読み聞かせ
  • 小学校低学年、ひとり読みを始めたい → 絵本版から始めて、読み物版へ
  • 小学校中学年以上 → 読み物版で一気に楽しむ

「めいろ・さがしえ・クイズ」が育てる思考力

『おしりたんてい』シリーズの魅力のひとつが、読むだけでなく「参加できる」仕掛けです。

迷路で空間認識力を鍛える

迷路を解きながら犯人を追いかける場面がよく出てきます。

ゴールまでの道を考えながら指でなぞるうちに、空間認識力や先を読む力が自然と育ちます。

さがしえで観察力を高める

ページの中に隠された手がかりやキャラクターを探す「さがしえ」は、集中力と観察力を伸ばします。

めい(小1)は、さがしえのページで「あった!ここにいる!」と夢中になって探していました。

推理クイズで論理的思考を育てる

「犯人は誰か?」「どうやって事件を起こしたのか?」といった推理クイズは、情報を整理して答えを導き出す論理的思考のトレーニングになります。

最初は当てずっぽうでも、繰り返し読むうちに「ここに手がかりがあったから、犯人は○○だ!」と根拠を持って推理できるようになります。

シリーズ全作品の紹介と読む順番

『おしりたんてい』シリーズは、絵本版・読み物版を合わせると20冊以上あります。

ここでは、主な作品を紹介します。

絵本版(読み聞かせ向き)

  1. 『おしりたんてい』(2012年)— シリーズ第1作、おしりたんていの初登場
  2. 『おしりたんてい ププッ レインボーダイヤをさがせ!』(2013年)
  3. 『おしりたんてい ププッ ちいさなしょちょうのだいピンチ!?』(2014年)
  4. 『おしりたんてい ププッ きえたおべんとうのなぞ!』(2015年)
  5. 『おしりたんてい ププッ おおどろぼう あらわる!』(2016年)
  6. 『おしりたんてい ププッ ゆきやまの しろい かいぶつ!?』(2017年)
  7. 『おしりたんてい ププッ かいとうと ねらわれた はなよめ』(2018年)
  8. 『おしりたんてい ププッ かいとう VS たんてい』(2019年)
  9. 『おしりたんてい ププッ カレーなる じけん』(2020年)

読み物版(児童書)

「おしりたんていファイル」シリーズとして、10冊以上刊行されています。

  • 『おしりたんていファイル あやうし たんていじむしょ』
  • 『おしりたんていファイル むらさきふじんの あんごうじけん』
  • 『おしりたんていファイル いせきからの SOS』
  • 『おしりたんていファイル かいとうと ねらわれた はなよめ』
  • 他多数

読む順番は?

基本的にはどの巻から読んでも楽しめますが、初めてなら絵本版の第1作『おしりたんてい』から読むのがおすすめです。

キャラクターの性格や口ぐせ、世界観に慣れてから他の作品に進むと、より楽しめます。

読み物版に挑戦するなら、絵本版を数冊読んでからステップアップすると、スムーズに移行できます。

年齢別の楽しみ方(4〜5歳/小学生)

年齢によって、楽しみ方や親のサポートの仕方が変わります。

4〜5歳:親子で一緒に参加型読み聞かせ

この年齢では、絵本版を親が読み聞かせながら、一緒に謎解きをするのがおすすめです。

  • 「迷路、一緒にやってみようか」と声をかけて指でなぞる
  • 「この中に犯人が隠れてるよ、どこかな?」とさがしえを一緒に楽しむ
  • 「犯人は誰だと思う?」と問いかけて、子どもの推理を聞く

まだ文字を読むのが難しい年齢でも、絵を見ながら推理の過程を楽しめます。

小学校低学年:ひとり読みへの挑戦

小学校に入ると、少しずつ自分で読む力がついてきます。

絵本版なら、ひとりで読み進められるようになります。読み終わったあとに「どうだった?」と感想を聞いたり、「犯人当てられた?」と話し合ったりすると、理解が深まります。

読み物版にも挑戦したいときは、最初は一緒に読んであげて、慣れてきたらひとりで読む時間を作るとスムーズです。

小学校中学年以上:読み物版で読書習慣を育てる

このくらいの年齢になると、読み物版を一気に読めるようになります。

シリーズ全体を読破する楽しみや、次の巻が待ち遠しくなる感覚が、読書習慣を育てます。

自分で図書館に行って借りてきたり、友達と「どの巻が面白かった?」と話したりするようになると、読書が生活の一部になっていきます。

絵本から児童書への橋渡しとして

『おしりたんてい』シリーズは、「絵本は卒業したけど、児童書はまだ難しい」という時期の子どもにぴったりです。

絵本版で「読む楽しさ」を体験

まずは絵本版で、物語を読む楽しさや謎解きの面白さを味わいます。

親子で一緒に読む時間が、読書への入り口になります。

読み物版で「ひとり読み」に挑戦

絵本版に慣れたら、読み物版に挑戦してみましょう。

最初は文字が多くて戸惑うかもしれませんが、すでに知っているキャラクターやストーリーの世界なので、ハードルが低くなります。

めい(小1)も、絵本版で何度も読んで世界観に慣れていたので、読み物版も「知ってるキャラが出てくる!」と抵抗なく読み始められました。

他のシリーズへの足がかり

『おしりたんてい』で児童書に慣れたら、他のシリーズにも挑戦しやすくなります。

『11ぴきのねこ』『ノラネコぐんだん』『大ピンチずかん』など、小学生向けの読み物へステップアップしていけます。

パパが読み聞かせるコツ+まとめ

最後に、パパが『おしりたんてい』を読み聞かせるときのコツをお伝えします。

声色を変えてキャラクターを演じ分ける

おしりたんていは紳士的な落ち着いた声、ブラウンは明るい声、犯人は怪しい声…と、キャラクターごとに声を変えると、子どもが物語に引き込まれます。

「ププッ」という口ぐせも、リズムよく読むと楽しくなります。

一緒に謎解きをする

読み聞かせの途中で「犯人は誰だと思う?」「ここに何か隠れてるかな?」と問いかけて、一緒に推理する時間を作りましょう。

子どもが考える時間を待ってあげることが大切です。

正解を急がない

推理が外れても「そっか、そう思ったんだね!」と受け止めてあげると、子どもは安心して自分の考えを言えるようになります。

正解することよりも、考える過程を楽しむことが大事です。

まとめ

『おしりたんてい』シリーズは、ユニークなキャラクターと本格的な推理ストーリーで、小学生を中心に大人気のシリーズです。

  • 絵本版は4〜5歳から親子で楽しめる
  • 読み物版は小学生のひとり読みに最適
  • めいろ・さがしえ・クイズで思考力が育つ
  • 絵本から児童書への橋渡しになる

三姉妹のパパとしては、まずは絵本版を図書館で借りてみて、お子さんの反応を見るのがおすすめです。気に入ったら、シリーズを揃えていくと、長く楽しめます。

まずは図書館や書店で、第1作『おしりたんてい』を手に取ってみてください。お子さんが推理の世界に夢中になるきっかけになるかもしれません。

他にも、パパ目線で選んだ絵本を「パパが三姉妹に選んだ絵本30選」で紹介しています。あわせて参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

三姉妹のパパ「たっさん」です。
育休10ヶ月を取った30代会社員。
家族で実際に楽しんだ絵本・まんが・アニメを、
年齢別おすすめ・正直レビュー・パパ目線で発信しています。

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