『ノンタン』シリーズ絵本紹介|3,500万部の古典を三姉妹と読んだパパの本音レビュー

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子どもに絵本を読んであげたいけれど、「1〜3歳向けのシリーズでどれを選べばいいか分からない」と悩んでいませんか?

そんなときにおすすめしたいのが、キヨノサチコ作・偕成社の『ノンタン』シリーズです。1976年の初版から累計3,500万部を超えるロングセラーで、白いネコのノンタンと仲間たちが繰り広げる日常の物語が、1〜5歳の子どもたちに長く愛されています。

この記事では、三姉妹(めい小1・ゆい年少3歳・ひな9ヶ月)を育てる育休中のパパ・たっさんが、『ノンタン』シリーズの魅力・読む順番・年齢別の楽しみ方を実体験とともに解説します。

最後まで読むと、「ノンタンシリーズの最初の1冊はどれを選べばいいか」「日常テーマ別の楽しみ方」がわかります。

目次

『ノンタン』シリーズってどんな絵本?基本情報

『ノンタン』シリーズは、白いネコの主人公ノンタンと、うさぎのうさぎさん、ぶたのぶたさん、くまのくまさんたちが繰り広げる日常のお話です。

1976年に偕成社から最初の1冊「ノンタンぶらんこのせて」が発行されて以来、50年近くにわたって子どもたちに読まれ続けています。累計発行部数は3,500万部を超え、80冊以上のシリーズが出版されています。

基本スペック

  • 作:キヨノサチコ(初期〜2008年)/大友幸子(継続中)
  • 出版社:偕成社
  • 初版:1976年
  • 累計発行部数:3,500万部超
  • 対象年齢:1〜5歳中心(0歳〜小学生まで対応)
  • 冊数:80冊以上(テーマ別シリーズ展開)

文字数は少なく、見開きページいっぱいに描かれた大きな絵が特徴です。1ページに1〜2行の短い文で、1〜2歳の子どもでもテンポよく読めます。

累計3,500万部の人気の理由

なぜ『ノンタン』シリーズは50年近く読み継がれているのでしょうか。人気の理由は3つあります。

理由1. 子どもの日常がそのまま描かれている

ノンタンシリーズの最大の魅力は、子どもの日常そのものがテーマになっていることです。

「ぶらんこを譲りたくない」「おやすみの時間になっても眠りたくない」「はみがきをしたくない」といった、1〜3歳の子どもなら誰もが経験する場面が繰り返し描かれます。

大人から見ると「わがまま」に映る行動も、ノンタンはストレートに表現します。だからこそ、子どもは「ノンタンと自分が同じだ」と共感し、絵本の世界に入り込めます。

理由2. リズムの良い文章と繰り返し表現

ノンタンシリーズの文章は、短くリズミカルです。

「ノンタン ノンタン ぶらんこのせて」「おやすみなさい おやすみなさい」といった繰り返しフレーズが多く、読み手も読みやすく、聞き手も覚えやすい構造になっています。

繰り返しのリズムは、1〜2歳の子どもの言語発達を促します。何度も読むうちに、子どもが文章を口ずさむようになります。

理由3. 絵がシンプルで力強い

キヨノサチコ・大友幸子の絵は、線がシンプルで色がはっきりしています。

ノンタンの白い体・大きな黒い目・赤いリボンは、遠目からでも認識しやすく、0〜1歳の赤ちゃんでも視覚的に楽しめます。背景の装飾も最小限で、キャラクターに視線が集中します。

このシンプルさが、50年という時間を超えて愛される理由のひとつです。

日常テーマ別シリーズの面白さ(おやすみ・ぶらんこ・はみがき等)

『ノンタン』シリーズの大きな特徴は、日常のテーマごとにシリーズが展開されていることです。

代表的なテーマと作品を紹介します。

生活習慣テーマ

  • 「ノンタンおやすみなさい」:寝る時間を学ぶ
  • 「ノンタンはみがきはーみー」:はみがきの大切さを学ぶ
  • 「ノンタンおしっこしーしー」:トイレトレーニング導入
  • 「ノンタンいないいなーい」:いないいないばあ遊び

これらの作品は、生活習慣を身につける最初の1冊として人気です。「寝る前に読むとスムーズに寝てくれる」「はみがきを嫌がらなくなった」という口コミも多く見られます。

社会性・ルールテーマ

  • 「ノンタンぶらんこのせて」:順番を守る・譲り合いを学ぶ
  • 「ノンタンあわぷくぷくぷぷぷう」:お風呂を楽しむ
  • 「ノンタンボールまてまてまて」:外遊びの楽しさ

「ぶらんこのせて」は、「10数えたら交代ね」という順番のルールを教える絵本として、保育園・幼稚園でもよく読まれています。

季節・行事テーマ

  • 「ノンタン!サンタクロースだよ」:クリスマス
  • 「ノンタンこちょこちょこちょ」:スキンシップ遊び
  • 「ノンタンおばけむらめいろ」:おばけ遊び

クリスマス・ハロウィンなど季節の行事に合わせて読めるラインナップも豊富です。

キヨノサチコ・大友幸子の絵の魅力

『ノンタン』シリーズの絵は、初期はキヨノサチコが、2008年以降は娘の大友幸子が引き継いで描いています。

キヨノサチコの絵(初期シリーズ)

キヨノサチコの絵は、太い線・はっきりした色使い・ノンタンの大きな黒い目が特徴です。

「ノンタンぶらんこのせて」「ノンタンおやすみなさい」などの初期シリーズは、キヨノサチコが描いています。シンプルな構図・繰り返しのコマ割り・動きのあるポーズが、子どもの視線を引きつけます。

大友幸子の絵(継続シリーズ)

2008年以降、キヨノサチコの娘・大友幸子が絵を引き継いでいます。

大友幸子の絵は、母の画風を受け継ぎながらも、線がやや柔らかく、表情のバリエーションが増えています。継続シリーズでも、ノンタンのキャラクター性は一貫しています。

親子二代でシリーズを守り続けている点も、『ノンタン』が長く愛される理由のひとつです。

シリーズの読む順番と最初の1冊

『ノンタン』シリーズは80冊以上あるため、「どれから読めばいいか」迷う方も多いでしょう。

結論から言うと、読む順番は自由です。テーマ別に独立した物語なので、どの作品から読んでも楽しめます。

最初の1冊におすすめ:年齢別

0〜1歳

  • 「ノンタンいないいなーい」:いないいないばあ遊びで反応しやすい
  • 「赤ちゃん版ノンタン おはよう」:朝のあいさつから始める

1〜2歳

  • 「ノンタンおやすみなさい」:寝かしつけに使える
  • 「ノンタンぶらんこのせて」:順番を学べる

2〜3歳

  • 「ノンタンはみがきはーみー」:はみがき習慣づくり
  • 「ノンタンおしっこしーしー」:トイレトレーニング導入

3〜5歳

  • 「ノンタン!サンタクロースだよ」:クリスマスの季節に
  • 「ノンタンおばけむらめいろ」:迷路遊びで楽しむ

シリーズ買いするなら「赤ちゃん版ノンタン」9冊セット

「赤ちゃん版ノンタン」は、0〜2歳向けに厳選された9冊のシリーズです。

サイズがやや小さめ(16×16cm)で、持ち運びしやすく、丈夫なボードブック仕様になっています。初めてのノンタンシリーズとして、9冊セットで揃えるご家庭も多いです。

年齢別の楽しみ方(1〜2歳/3〜5歳)

『ノンタン』シリーズは、年齢によって楽しみ方が変わります。

1〜2歳:リズムと繰り返しを楽しむ

1〜2歳の子どもは、まだストーリーを理解するより、リズムと繰り返しに反応します。

「ノンタン ノンタン ぶらんこのせて」「おやすみなさい おやすみなさい」といったフレーズを、読み手が声に出して繰り返すと、子どもも一緒に口ずさむようになります。

また、ノンタンの顔や動きを指さして「これノンタンだよ」と声をかけると、視覚的にも楽しめます。

2〜3歳:生活習慣と結びつける

2〜3歳になると、絵本の内容と自分の生活を結びつけて理解できるようになります。

「はみがきはーみー」を読んだ後に「ノンタンみたいにはみがきしようね」と声をかけると、素直に応じてくれることが増えます。トイレトレーニング中なら「おしっこしーしー」を読むと、トイレへの興味が高まります。

生活習慣の導入タイミングで、テーマに合った1冊を読んであげると効果的です。

3〜5歳:ルールや社会性を学ぶ

3〜5歳になると、「順番」「譲り合い」といった社会性のテーマも理解できるようになります。

「ぶらんこのせて」を読んだ後に「公園でも10数えたら交代ね」と声をかけると、ルールを守る意識が育ちます。また、季節の行事に合わせて「サンタクロースだよ」を読むと、クリスマスへの期待感も高まります。

この年齢になると、ノンタンシリーズだけでなく、他のシリーズ(11ぴきのねこノラネコぐんだん)と組み合わせて読むと、読書の幅が広がります。

パパが読み聞かせるコツ+まとめ

最後に、パパが『ノンタン』シリーズを読み聞かせるときのコツをまとめます。

読み聞かせのコツ

1. 繰り返しフレーズは一緒に口ずさむ

「ノンタン ノンタン」「おやすみなさい」など、繰り返しのフレーズは子どもに声を出させると楽しめます。「一緒に言ってみようか」と誘ってみてください。

2. 声色を変えてキャラクターを演じ分ける

ノンタン・うさぎさん・ぶたさんで声色を変えると、子どもの反応が良くなります。パパの低い声で読むと、ママとは違った雰囲気になります。

3. 生活習慣の導入タイミングで読む

はみがき・寝る前・トイレトレーニングなど、生活習慣を教えたいタイミングで該当テーマの1冊を読むと、子どもが素直に応じてくれることが増えます。

4. シリーズで揃えて「次はどれにする?」と選ばせる

複数冊揃えておいて、「今日はどれ読む?」と選ばせると、子どもの自主性も育ちます。

まとめ

『ノンタン』シリーズは、累計3,500万部のロングセラーで、1〜5歳の子どもに長く愛されています。

この記事のポイント

  • 子どもの日常がテーマで共感しやすい
  • リズムの良い文章と繰り返し表現で読みやすい
  • 生活習慣・社会性・季節行事とテーマ別に揃えられる
  • 最初の1冊は「赤ちゃん版ノンタン」または「おやすみなさい」「ぶらんこのせて」がおすすめ
  • 年齢別に楽しみ方が変わる(1〜2歳はリズム、3〜5歳は社会性)

育休中のパパとして、ノンタンシリーズは「生活習慣を教えるときに自然に使える絵本」として重宝しています。

まずは子どもの今の生活習慣や興味に合わせて、1冊試してみてください。図書館で借りてから、気に入った作品を購入するのもおすすめです。

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この記事を書いた人

三姉妹のパパ「たっさん」です。
育休10ヶ月を取った30代会社員。
家族で実際に楽しんだ絵本・まんが・アニメを、
年齢別おすすめ・正直レビュー・パパ目線で発信しています。

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