「おしくらまんじゅう おされて泣くな」のリズムを聞いたことはありませんか?この懐かしい遊びを絵本の中で楽しめるのが、かがくいひろし作『おしくらまんじゅう』です。
寒い日や雨の日、家の中で体を持て余している子どもと一緒に読むと、自然と「おしくらまんじゅうしよう!」と遊びに発展していきます。パパの体を使った遊びの起点にもぴったりです。
この記事では、育休中に三姉妹と実際に読んできた経験をもとに、『おしくらまんじゅう』の魅力と親子での楽しみ方を紹介します。「だるまさんが」シリーズが好きな子どもへの次の一冊としてもおすすめです。
最後まで読むと、年齢別の楽しみ方やパパが読み聞かせるコツがわかります。
『おしくらまんじゅう』ってどんな絵本?基本情報
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | おしくらまんじゅう |
| 作者 | かがくいひろし |
| 出版社 | ブロンズ新社 |
| 発行年 | 2009年 |
| 対象年齢 | 1〜3歳(公式は0歳〜) |
| ページ数 | 24ページ |
| 読み聞かせ時間 | 約2〜3分 |
『おしくらまんじゅう』は、2009年にブロンズ新社から出版された参加型絵本です。作者のかがくいひろしさんは、『だるまさんが』シリーズで知られる絵本作家です。
この絵本は、おしくらまんじゅうをテーマに、豆腐や納豆、こんにゃくといった食べ物たちが押し合いっこをする愉快な物語です。シンプルな繰り返しのリズムと、予想外の展開が子どもたちを引き込みます。
文字数が少なく、テンポよく読めるので、読み聞かせ初心者のパパにも取り組みやすい一冊です。
あらすじ:豆腐・納豆・こんにゃく…が押し合う愉快な世界
絵本は「おしくらまんじゅう おされて泣くな」の掛け声から始まります。最初に登場するのは、ぷるんとした豆腐たち。押し合いっこをすると…ぷるるんと潰れてしまいます。
次に登場するのは納豆。ねばねばと糸を引きながら押し合いっこをします。こんにゃくは、ぷにょーんと伸びて跳ね返ります。
それぞれの食べ物が持つ特徴を活かした展開になっていて、大人が読んでも「なるほど」と思わせるユーモアがあります。
最後には、みんなで押し合って…さて、どうなるのでしょうか。この結末は、ぜひ絵本を手に取って確かめてみてください。
「だるまさんが」と同じ作者・かがくいひろしの世界観
かがくいひろしさんは、2009年に亡くなるまでに多くの絵本を世に送り出しました。『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』の三部作は、累計800万部を超えるベストセラーです。
かがくいさんの絵本には、いくつか共通する特徴があります。
- シンプルで力強い絵
- 繰り返しのリズム感
- 意表を突くユーモア
- 子どもが体を動かしたくなる参加型の仕掛け
『おしくらまんじゅう』も、この特徴をすべて備えています。「だるまさんが」を読んで子どもが笑ったなら、この絵本もきっと気に入るはずです。
かがくいさんの絵本は、読み聞かせる大人も楽しめる作品が多いのが魅力です。淡々とした絵の中に、クスッと笑える仕掛けが隠れています。
「だるまさんが」のレビュー記事では、かがくいさんの絵本の魅力をさらに詳しく紹介しています。興味がある方はこちらもご覧ください。
『だるまさんが』パパが読み聞かせるコツ・三姉妹の反応レビュー
親子で体を動かして楽しむ参加型絵本の魅力
『おしくらまんじゅう』の一番の魅力は、読んだ後に自然と体を動かす遊びに発展することです。
読み聞かせから遊びへの展開
絵本を読み終わると、子どもは「おしくらまんじゅうしよう!」と言い出します。パパの背中を押したり、兄弟姉妹同士で押し合いっこをしたり、自然と遊びが始まります。
寒い冬の日や、外に出られない雨の日に、この絵本を読むと部屋の中で体を動かすきっかけになります。パパの体を使った遊びは、子どもにとって特別な時間です。
「おされて泣くな」の掛け声が楽しい
「おしくらまんじゅう おされて泣くな」のリズムは、声に出すと心地よいものです。大きな声で掛け声を出しながら読むと、子どもも一緒に声を出し始めます。
パパの低い声で読むと、より力強さが出ます。リズムに乗って読むことで、子どもの記憶にも残りやすくなります。
体を使った遊びの大切さ
乳幼児期の体を使った遊びは、運動能力の発達だけでなく、親子の愛着形成にも重要だと言われています。
絵本をきっかけに、自然な形で体を動かす遊びに誘導できるのは、育児をする上で助かるポイントです。
年齢別の楽しみ方(1〜2歳/3〜4歳)
『おしくらまんじゅう』は、年齢によって楽しみ方が変わります。
1〜2歳:リズムと音の楽しさ
1〜2歳の子どもは、まだ「おしくらまんじゅう」という遊びの意味を理解していないかもしれません。でも、リズム感のある言葉と、絵の変化を楽しむことができます。
- 「おしくらまんじゅう」の繰り返しのリズムを耳で楽しむ
- 豆腐が潰れる、納豆が糸を引くなどの変化を目で追う
- パパに抱っこされながら、軽く揺らしてもらう
この年齢では、絵本を読んだ後に、パパが子どもを軽く押したり引いたりする遊びをすると喜びます。
3〜4歳:参加型で盛り上がる
3〜4歳になると、「おしくらまんじゅう」という遊びを理解して、自分から積極的に参加するようになります。
- 絵本のセリフを一緒に言う
- 読み終わった後、兄弟姉妹やパパと実際に押し合いっこをする
- 「豆腐みたいにつぶれちゃった!」と演技をして楽しむ
この年齢では、絵本の内容を遊びに取り入れて、自分なりのアレンジを加えて楽しむようになります。
複数の年齢が一緒に楽しめる
兄弟姉妹がいる家庭では、年齢差があっても一緒に楽しめる絵本です。年上の子が年下の子を押す役、年下の子が押される役、というように自然と役割分担ができます。
三姉妹の年齢差がある家庭向けの絵本選びについては、こちらの記事も参考にしてください。
パパが読み聞かせるコツ
『おしくらまんじゅう』は、パパが読み聞かせるのに向いている絵本です。ここでは、読み聞かせのコツを紹介します。
低い声でリズムよく読む
「おしくらまんじゅう おされて泣くな」の掛け声は、低い声で力強く読むと雰囲気が出ます。ママの優しい声とは違う、パパならではの読み方ができます。
リズムを大切に、一定のテンポで読み進めると、子どもも言葉を覚えやすくなります。
体を揺らしながら読む
絵本を読みながら、子どもを膝に乗せて軽く揺らすと、より臨場感が出ます。押し合いっこのシーンでは、実際に子どもを軽く押す動作を加えると喜びます。
ただし、強く揺らしすぎると危ないので、様子を見ながら加減してください。
読み終わった後は遊びに発展させる
絵本を読み終わったら、「パパとおしくらまんじゅうしよう!」と誘ってみてください。布団の上や、柔らかいマットの上で軽く押し合いっこをすると、安全に遊べます。
パパの体を使った遊びは、子どもにとって特別な体験です。絵本をきっかけに、親子の触れ合いの時間を作ってみてください。
3分で読める手軽さ
『おしくらまんじゅう』は、読み聞かせ時間が約2〜3分と短いので、忙しいパパでも気軽に取り組めます。
寝る前の読み聞かせや、ちょっとした隙間時間に読むのにちょうどよい長さです。短い絵本の選び方については、こちらの記事も参考にしてください。
パパ向け3分で読める絵本10選・忙しい夜でも読み聞かせできる
まとめ
『おしくらまんじゅう』は、かがくいひろし作の参加型絵本です。この記事のポイントをまとめます。
- 「だるまさんが」と同じ作者の、リズム感とユーモアあふれる絵本
- 読み聞かせから自然と体を動かす遊びに発展する
- 1〜3歳向けで、パパが低い声で読むと雰囲気が出る
育休中のパパとしては、雨の日や寒い日に家の中で子どもと遊ぶきっかけとして、この絵本をおすすめします。
「だるまさんが」シリーズが好きな子どもなら、きっと気に入るはずです。まずは図書館で借りて、子どもの反応を見てみてください。気に入ったら、手元に置いておくと便利です。
他にもパパ目線で選んだおすすめ絵本を紹介しています。こちらも参考にしてください。
パパが選んだ絵本ベスト30・三姉妹と読んだおすすめランキング


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